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ベロオリゾンテの観光スポット。
Inhotim イニョチン
屋外の美術館です。
ベロオリゾンテから車で1時間くらい。
バスでも行けるそうですが、私は友人のお母さんとお兄さんに連れてってもらいました。
入園料は確かひとり30R。日によって無料だったりもう少し安くなったりするようです。
ここ、たいして期待せず行ったのですが…。
とってもよかったです!
地球の歩き方にもLonly Planetにも一切記載がないのはもったいない!
元々はイギリス人のMr.Timが保有する広大な畑だったそうで、
ポルトガル語でMr.にあたるSenhor とTimがつながって、くだけて、
Inhotimって呼ばれるようになり、今ではこのミュージアム自体の名前に。
敷地内はとっても広く、美しく整備された公園の中をぶらぶら歩きながら、
アートを楽しむミュージアムでした。
美しい〜。
大木を使ったベンチ。敷地内にはたくさんのこういうベンチが用意してあるので、
歩き疲れて休憩するのにぴったり。
本当によく整えられていて、庭園を見て歩くだけでかなり楽しかったです。
有料のカートがあるので、歩くのが苦手な方でも楽しめると思います。
これ、桜だよね?そうだよね?
ひとりで感動。桜を最後に見たのは2009年の東京。本当にうれしい。まさかブラジルで見られるなんて!
木々の中を歩いてるといきなり現れるアート。
これは、中に入ると小さな噴水があって、光がフラッシュしていました。
。。アートは難しい。。。
訳わかんないとか言わずに、なんていうか、こう、自分で何か感じればいいんでしょうね。
敷地内にはいくつかレストランがあります。
ここは1人3000円くらいのブッフェでした。旅人にとっては高い。
けど、野菜が本当にたくさんで、とっても美味しかったです。
ブラジルの料理ってどこも味付けが超濃い気がするんですが、
ここは素材の味がしっかりしてて、塩味の濃さを感じませんでした。
高いだけある。
あ、この写真は第一回戦の野菜だけですが、もちろんメインやデザートもあります。
本当に広い。そして美しい。
肝心のアートの写真を全っ然撮ってなかったんですが、
屋外にそのまま置かれているアートあり、
館内での写真展示あり、音を使ったアートあり、
と、盛りだくさんでした。
ただひとつ言えることは、現代アートは私には本当に難しかったー。
一緒に行った友達のお母さんが
「ハルカ、私こういうの嫌いなの。わからないから。」と何度も言うのでおかしかった。
写真展示でさえ「私、こういう悲しい写真見るの嫌いなの。」って言うし笑。
世界中のアーティストによるアートが展示されていて、
日本からは草間弥生さんのものが展示されているようです。
(見なかった。すみません)
難しいアートが多い中、私が1番おもしろかったのが、
ダグ・エイケンのソニック・パビリオン
ちょっと遠くにあるのですが、木々の中の坂道を登っていくとたどり着きます。
この建物の中に入ると、ごごごごーーっと、地中の音が聞こえます。
これが本当におもしろかった。
200mの孔が掘られていて、そこから聞こえてくる音。
ついこの間まで掘削会社で働き、200m掘るような仕事をしていた私としては、なんだか感慨深く、
それを抜きにしても、波のように押し寄せて館内に響き渡るごごごごーって音には感動しました。
それと、写真は撮っていないのですが、
ひとりの声をひとつのスピーカーから流し、50個近いスピーカーに囲まれて
人が歌う音を楽しむアートもおもしろかったです。
音に囲まれているような感覚。
イニョチン、数時間の滞在ではもったいないくらい、楽しい場所でした。
アートがわからなくても、ちゃんと楽しめます。
本当はワールドカップのことを書きたいんだけど。
近いことから。
ブラジルに来てから2ヶ月ちょっと。
ワールドカップが終わってからは、リオとベロオリゾンテで遊んでいます。
ベロオリゾンテは、25年前まで私が住んでいた町。
当時ここで働いていた父や、ここで弟を出産した母にはお世話になった方たちがたくさんいて、
私には、ここで同じ幼稚園に通っていた人生で初めての友達たちがいます。
ずっと泊まってていいよ、の言葉に甘え、ずーっと友達の実家にお世話になっています。
毎日、町をぶらぶら歩いたり、お世話になった方たちに会いに行ったり、新しく出来た友達と飲んだり…。とにかくのんびり過ごす日々。
そんなベロオリゾンテで、友達が誘ってくれたビールツアーに行ってきました。
こちらのツアー。サイトはポルトガル語だけど。
http://beerarchitecture.wordpress.com/
私の分は、全部ブラジル人の友達が手配してくれたので、参加方法とかよくわかりません…。
主催者の方は英語が話せるので、facebookページからメッセージ送れば大丈夫かな。
ひとり200Rで、ビール工場3つの見学(それぞれビール飲み放題)、簡単な朝食、昼食(それぞれビール飲み放題)、バスでの移動費込でした。
1万円ちょっとするので、最初は高い。。と思いましたが、ビール飲み放題だし、まぁいい値段なのかも。
集合は、Savassi近くの酒屋さん。
朝8時過ぎに着くと、もうほとんどのツアー参加者が集合していて、
そして、すでに宴会が始まっていました。
朝8時過ぎ。
朝食として用意されたポンジケージョ(この州の名物、チーズのパン)やチーズやハムと一緒に、ビールで乾杯。
主催者の方が、どんどん珍しいビールを持ってきてくれて、参加者たちも、どんどん飲みます。
ちなみに、私を誘ってくれた友達カップルは、前の日に遅くまで飲んでいて気持ち悪い…と言っていたのですが、
9時頃、酒屋さんを出発。
オーストリア人の社長が始めた?工場。
麦芽。いくつか種類が置いてあって味見もできました。違いの説明は英語で聞かなかったのでわからないけど…。
そして、工場を見学後は、試飲タイム‼
夢のよう‼いい眺め〜。
好きなだけ注いで、好きなだけ飲む〜。
この時、多分朝の10時くらい。
パンやクラッカーなども用意されていて、どんどん飲めてしまう‼
1つ目の工場のビールメモ。
車に乗って、すぐ近くの2つ目の工場へ移動。
3つの小さな工場がひとつになって始めた工場だそうです(多分)。
かわいい瓶。
説明の途中でビールが振る舞われます。どんどん振る舞われます。
はい、直接ー‼
このビール、ハイビスカスやハーブやローズが使われているらしく、とってもさわやかで美味しかったです。
また移動して、すぐ近くの3つめの工場へ。
説明を聞きながら(私は聞いてない)、どんどん出てくるビール。
そして、お昼はそのまま工場の奥にある屋外レストランで、フェイジョアーダ!
この料理、かつては奴隷の食べ物だったそうで、雇い主が使わない豚肉の部位(耳、鼻、皮)を使い、肉体労働に耐えられるように塩味を効かせた、と友達が教えてくれました。
つけあわせはバナナと、マンジョーカ(キャッサバ)の粉と卵を混ぜたものとケールとごはん。
お昼ごはんの後、最初の集合場所である酒屋さんまで送ってくれて、解散。
本当にたくさんのビールをこれでもか!ってくらい飲めるので、ビール好きにはたまらないツアーです。
ベロオリゾンテで時間があったらぜひ。
再開します宣言から10日。。
書いておきたいことはあるのに、何から書けばいいのか…。
とりあえず、今いるブラジルの、ビザのことを。
情報が必要な人(いるのかわからないけど)が、このブログにたどり着くことを祈って。
今回私は、ブラジルのビザをワールドカップ特別ビザで取りました。
東京のブラジル領事館は、五反田駅からすぐです。JRのホームからブラジル国旗が見えました。
本来ブラジルのビザを日本で取る場合、領事館にて銀行の残高証明を提出したりかなり面倒くさいようですが、
ワールドカップビザは、FIFAから送られてきたチケットかその証明書と、ブラジルへの往復の飛行機チケットの控えを提出すれば大丈夫でした。
(陸路で隣国に抜ける場合などで復路の航空券がない場合はどうすればいいですか?ってメールで問い合わせたんですが、返事が来ませんでした。結局日本−ブラジルの往復航空券を買ったのでいいんですが…)
しかも、本来3,000円かかるビザ代が無料!
ワールドカップの決勝前日までにブラジルに入国することが条件で、滞在期間は90日間!
ワールドカップが終わっても、そのまま滞在できるという素晴らしいビザでした。
で、私はこのビザで入国したんですが、このビザだと、本来観光ビザで入国した人がブラジル国内でできる延長ができないことになっていました。
たいして確認をせずに、私はわざわざ警察署まで聞きに行ったんですが、ビザにちゃんと「延長できません」って書いてありました。
果たして、ベロオリゾンテのビザ管轄警察署情報が必要な人がここを読むのかわかりませんが、私が聞きに行ったのは、
Policia Federal, Endereco do Passaporte
Shopping Plaza Anchieta (Rua Francisco Deslandes No.900)の中にあります。
時間は8:00-18:00
他の警察署に、ビザ関係はどこに行けばいいのか聞いたらここを紹介してくれて、
英語が話せる人がものすごーく丁寧にブラジルのビザについて教えてくれました。
「え?ブラジルにもっといたいの?俺は日本にまた行きたいんだよ。パスポート交換しようか」とか言いながら笑。
まず、延長が出来ないことについて、これはもうビザにしっかり書いてあるので延長はできないと言われました(観光ビザなら延長可能)。
ただ、もしまだブラジルに滞在したい場合、隣国に抜けて、そこでビザを取ればすぐにブラジルに戻ってくることは可能だと言われました。
そして、ブラジルの観光ビザは、1年で最大180日分しか発給されず、その「1年間」は、例えば2014年、2015年といった単位ではなくて、最初に入国した日から数えて1年間、ということを教えてもらいました。
ただ、ワールドカップビザは普通の観光ビザとは扱いが違うので、今回の90日間が180日間の中に入るのかどうかは微妙なところだ、と言われました。
上に聞いて確かめてみると言ってくれたのですが、延長が出来ないなら日本に帰ろうと思っていたので、そこは聞きませんでした。
実はこれ、私が1番聞きたいことでした。
例えばケニアの場合、まず3ヶ月のビザをもらい、ケニア国内で3ヶ月延長し、最大6ヶ月はそのまま滞在が出来ました。以前は、そこで1度国外に出て、また入国してもビザがもらえました。怪しまれても「ケニア人の彼氏がいて〜一緒にこの素晴らしい国で過ごしたから〜」とか言えばオッケーでした。
最近はテロリスト対策なのか?、ケニアのビザがかなり厳しくなっているそうなので、3ヶ月後の延長さえできないと聞きますが。
あと、私が全然気にしていなかったのが、ブラジルビザとケニアビザの数え方の違い。
ケニアビザは「3ヶ月」。
ブラジルビザは「90日」。
同じようですが、ビザの期限が数日違ってきます。
私は6月9日に入国していたので、9月8日までに出国すればいいんでしょうって思ってたけど、ビザの期限は7日まででした。
これ、警察署で対応してくれた警察の方が、私のパスポート番号をパソコンで入国したら、
私のパスポート情報と入国日、あと何日の滞在期間が残っているか、出国期限がすべて画面上に出てきて知りました。
すごいこのシステム!
先進国はこうやって外国人を管理しているんでしょうが、こんなのケニアでは全く見なかったので驚きました。
ケニアだと、ビザの書類とか手書きのファイルがイミグレに山積みになっているような状態だったので。
ということで、私の備忘録になるのかさえもわからないけど、
とりあえずブラジルのビザについて。
まとめると、観光ビザは90日間の間にブラジル国内で手続きをすればさらに90日間の延長が可能。
ただ、年間ビザ発給は180日間まで。
私はもうむしろ、ブラジルの永住権が欲しい。
3月末から止まったままのブログ。
この間、書きたいことは本当にたくさんあったのに‼
ルワンダ行ったり、タンザニア行ったり、大叔父がケニアに遊びにきたり、それでまたタンザニア行ったり、ケニアで5回目の誕生日を迎えたり、相変わらず楽しい毎日のことを書きたかったのに!
5月には日本に帰国しました。
完全帰国。
そして日本で少し過ごした後、ブラジルに来ました。
ワールドカップの毎日。
そして、ニートの夏。
まだブラジルにいます。
もうすぐ日本に帰ります。
また少しずつ、ケニアのまとめ、とか、ザンジバル旅行記、とか、ワールドカップ観戦日記、とか、忘れたくないことを書いていこうと思います。
ブログ(多分)再開宣言。